ポジション解説

ラグビーのポジション、プロップの役割とは?

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こんにちは!モッペイです!

今回のラグビーポジション解説はプロップ編です!

1番と3番

プロップのポジション番号は1番と3番。ここに2番のフッカーをプラスすると3名で「フロントロー」と呼ばれます。3銃士的な感じです(笑)

身体は体重100キロ以上の巨漢な選手が多いですね。体型的にはお相撲さんと似ています。太っているように見えて、カラダは屈強な筋肉で覆われています。

1番をルースヘッド、3番をタイトヘッドと分けて認識されています。どっちでも一緒じゃん!とか言ってしまうと絶対ニラまれます(笑)

3番タイトヘッドは、相手の2番(フッカー)と1番(ルースヘッド)の間に頭を入れてスクラムを組みます。そうなると3番は卵サンドの卵状態となって相手に挟まれてきつい形になります。このキツキツな状態からタイト(きつい)ヘッドと呼ばれるんです。狭苦しいっていう意味のタイトです…

1番ルースヘッドは1番の右には相手3番がしかおらず、左には誰もいないスカスカの状況になります。首まわりがゆるいのでルースヘッド。か、簡単な(笑)

プロップでもこの1番と3番でだいぶ違うらしいです。プロップだからといって1番、3番両方できる!というわけでないようです。

友人のプロップ達に一度この話を聞いたことがあります。

1番の選手は「3番は両サイドを相手に挟まれて嫌だ!その点こっちは片側だけにしか相手がいないから自由にスクラムが組める!」

3番の選手が言うには「1番だと片側だけにしか相手がいないから、スクラムが落ちてしまうかもしれない恐怖感があって嫌だ!こっちは両サイドに相手がいるから安心」

さすがルースヘッド(1番)、タイトヘッド(3番)ですね!

はたから見れば一緒に見えるんですけどね…

スクラムに全てを捧げたものたち

プロップはスクラムのなかでどのような事をしているのでしょうか?

まずはトイメンとの首での戦いがあります。スクラムでは、この首での戦いが非常に大事!もし仮に首で負けてしまうとスクラムはバラバラになってしまい、ゴリゴリ押されてしまいます。

1番は外側へ(進行方向からみると右側へ)向けて首をとっていきます。この時に首だけではなく胸も使って相手と首を取り合います。首だけですと力が分散してしまうので胸も使うんです。

ただ相手も同じように組んできますので同じ強さだと均衡するんです。

この戦いが大変なんですが首の取り合いをしつつ、低く強い姿勢を保たなければなりません。

これは後ろの4番〜8番が押しているパワーを相手に伝えてるために、低くなり背中を一直線にし地面と平行くらにしなければならないのです。もしプロップの背中が丸まってしまったらパワーが伝わらなくなってしまいますからね。

8人対8人の押し合いですから、かなりの圧力がプロップ達にはのしかかります。スクラムでのプロップにかかる衝撃は1トン以上といわれてたりもします。もしそんな圧力や衝撃がある時に背中を丸めてしまったら?

一気にその箇所にパワーが集中してしまい怪我につながってしまいます。

スクラムをゴリゴリ押して勝つためにはもちろんですが、怪我をしないためにも強靭な肉体が必要です。

そのために日々、首を鍛え、筋トレをして、スクラム練習をして鋼の肉体を作っていきます。スクラムで鍛えた背筋力は半端じゃないです!(ゴルフのドライバーの飛距離めちゃくちゃ飛びます!)

スクラムを組んだ瞬間に、うめき声をあげて肋骨を骨折したプロップがモッペイの友達にいました。その時モッペイは隣でフッカーでスクラムを組んでいたので何事かと思いすぐにスクラムをといて見てみると…そこには無残にも倒れているプロップが…

そんな事にならないないためにカラダを鍛えるんです…

 

ラインアウトリフター

ラインアウトではプロップは主にリフターの役割を担います。

ジャンパーを下から持ちあげる人ですね。

リフターのお仕事もだいじ!

リフターが少しでもジャンパーをあげれないとボールを獲得できないですからね。

チームのラインアウト獲得率を伸ばすためにプロップも休んでいられません。

セットプレイ以外でもお仕事満載

スクラム、ラインアウトのセットプレイ以外ではどのような役割があるのでしょうか?

セットプレイが終わると、休む間もなくアタック、又はディフェンスに向かいます。

アタックでは巨体を生かして密集地帯で活躍が期待されます。

華麗に味方にパスするよりも、自分で突進していくことが多いです。

ディフェンスでも主に自慢の体格を生かしてラック周りでのプレーが多いですね。

プロップにはデフェンスで一だいじな考えがあります。

それはミスマッチを作らないこと!

もし仮に広いエリアで、プロップの目の前が足の早いウィングになってしまうともう絶望。 そりゃプロップとウィングが駆けっこしたら追い付けませんからね。狭いエリアならばなんとかなるかもですが、広いエリアですともうどうにもなりません。

チームでもミスマッチを作りださないように動きますが、プロップも相手の陣形をみて考えてポジショニングする事が必要になってきます。

ミスマッチを防ぐポジショニングをするためには、常に足を動かし頭を使って走り続けなければいけません。あの辛いスクラムの後にです!スクラムって足にかなり疲れが溜まるものなので、スクラム終わりに走り続けるのはかなり辛いです。太もも、ふくらはぎ共に乳酸パニックです!

そこでプロップの足が止まってしまうチームと、常に走り続けるチームで差が出てきます。現代ラグビーでは運動量がプロップでも求めらていますからね。

プロップのフィールドでの仕事量が多ければ多いほどチームは勝利に近づくとも言えます。

結局はスクラムが1番!

スクラムが強くてフィールドプレーが苦手でも試合に出られますが、スクラムが苦手でフィールドプレーでもあまり試合に出る事ができません。

プロップはスクラムに命をかけている人種ですので、スクラムが一番のアイデンティティです。

首も足も太くなるので、はやりの服は入らなくなります。スーツは絶対にオーダーメイドでないと難しい。

全てはスクラムのためなので、そんな事は問題ではないようです。

チームのために最前線でスクラムを組み続けるプロップ達を僕は尊敬しています。

 

 

 

 

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